F1は20人のマエストロによるストリートライブ

id:hide_sakaneさんの日記より。
ライコネン」キーワードでうろうろしてて、読ませてもらいました。
いやぁ、感動しました。

1分間に1万8000回転ともいわれるF1のエンジンのV10(10気筒)サウンドは、そのエンジンの形状からして、なんだか金管楽器のようだ。そう、とくにチューバに似ている。

その音は、マイクやPAなしで、また電気信号から流れる音ではない。つまり、エンジンとは純粋なアコースティック楽器なのだ。

V10サウンドも、あと一戦で聴き納めになってしまいます。
この一週間ゴタゴタしそうやけど、やっぱり中国GP楽しみです。


「コースは楽譜なんだ」という一節にも、すごく感じるものがあります。
本来この音は忌み嫌われる存在であるはずなのに、
どうして人は惹きつけられるのでしょうか。


けんさわがサイトで
アロンソライコネンは、前の相手を自分でコントロールして、
 相手に自分を抜かさせる」
というような言い方をしてましたが、この日記で書かれている、
「自分のソロを引き立たせるために、相手を自分のペースに巻き込む」
というところは、まさに一緒ですね。


ふと琢磨について思った。
バック・トゥ・ザ・フューチャーでマーティーがバンドで演奏しはじめて、
最初は観客巻き込んでノリノリやったのに、いつの間にか自分だけ突っ走りすぎて
まわりはみんなひいてる・・・っての。
まさにこれじゃなかろうか。
去年までは日本を飛び出して、世界中からある程度の注目を浴びてたのに、
今年はひとりよがりすぎた。


マーティーは「君たちにはちょっと早すぎたかな」と言って未来に帰れるけど、
琢磨がそれを言ったら・・・そんなデストラクションダービー見たくないから。


id:hide_sakaneさん、非常に興味深い日記を読ませて頂いてありがとうございます。